Short story

    ―文章の最初―
    憑魔が土地を穢し尽くし、導師では太刀打ち出来ない
    (放射能のように人間には相当永い時間のかかるほど)の毒が土地一帯に広がる
    それを憂うスレイを見て、土地が穢れたこと、スレイ達を苦しめたことに涙を流す……という設定です

    ―ライラの術―
    命と引き換えに絶大な己の属する力を得る、禁忌の天響術(TOSのリヴァヴィウサー級の術)
    ライラの場合は火の天響術の為、五大神の一人『ムスヒ』の名を詠唱に組み込む流れとなる
    本文の説明通り、穢れは生物から生み出すもの。 しかしその生物の根元には命がある
    命(上位)の力を使い、穢れ(下位)の力をねじ伏せるという荒業でもある
    力を使い果たしてしまえば、魂ごと消滅し、転生の輪からも外れてしまう

    ―”赤”が纏いし二極の力―
    それぞれ四大属性には正と負の表裏一体の側面(十干の陰陽のようなもの)が存在し、
    赤=滅却・消失 青=浸透・侵食 黄=豊穣・荒廃 緑=流浪・停滞 となっている

    ―ラストの展開―
    エドナ(デゼル)のレジストスレイブ(ガードスレイブ)で土地自体の防御力を下げる
    そこに意識のほぼ完全にシンクロした火神依の術(TODのソーディアンが近い)が広がり、
    予想以上の威力を発揮したことで浄化が可能になった

    2016/09/04